2007年08月09日

インドのある交差点にて

僕がインドで経験したことの中で、
一番人に伝えたいと思い、もっとも書きたいと思っていたことについて、
いまさらながら書くことにする。


インドのある交差点にて

僕が訪れていた街は、
インドの中でも特に先進国の企業が競って会社を建てようとしていて、
街の一角にはHigh Tech Cityと呼ばれている一角があった。

インドにある優れたIT技術者の能力と、
一月に1000ドルという給料で国の最高級の技術者を雇えるという状況によってできた、
象徴的で、今後、この国の進んでいく指針となるであろう一角であるように思えた。

ただ、マスコミでもよく言われているように、
インドでの社会格差というのは、果てしない。

時代の先端を思わせるような革新的な建物や、ガラス張りの高層ビルが建つHigh Tech Cityも、
一つの道路を挟んだだけで、
どこかで持ってきたであろう丸太とビニールシートで至極簡単に作られた家が軒並み並んでいる地域がある。
High Tech Cityから出てくるビジネスマンや観光客にお金をせびろうとするホームレスが何人もいた。

ある時、
たまたま用事で2日連続でそのHigh Tech Cityへと行かなければいけない用事があった。
二日ともリクシャーを使ってそこに行った。
リクシャーとはインド版のタクシーで、いわゆる日本やアメリカにあるタクシーとは違う。
三輪で動いていて、しかもドアは無い。
乗り込みやすいのだけれど、そのぶん、大勢で乗った時にはちゃんと落ちないように何かをつかんでいないといけないのが怖かくもあり、インドっぽくもあり。

ともかく、両日とも同じ道を通り、High Tech Cityへと行ったのだが、
その一角に入る直前にある交差点で信号にひっかかった。
そこはメインのストリートで、片側4車線ほどの大きな道だった。
そしてそこで経験した事は今でもとてもよく覚えている。


一日目、
High Tech Cityに入る直前の交差点で信号に引っかかる。
その間、車の中で座って待っていると、一人の老婆が歩いているのが目に付いた。
彼女は、歩道ではなく、信号待ちをしている車の間を歩いていた。
それは、信号が青になるのを待っている人たちに物乞いをしているのであった。
インドの運転はめちゃくちゃ荒いということは、前に書いたが、
そのホームレスの女性は、気にもせず、道路の中を車と車の間を渡り歩いて、物乞いをしていく。
そして自分のほうへとも近づいてきた。
ドアが無いから肩をたたいてお金をねだってくる。
それに対して運転手は慣れたようにそのホームレスに向かって、あっちにいけと言う。
そしてその老婆はまた違う車へと歩いていく。
もちろん、ホームレスに車に乗っていても肩をたたかれるというその経験自体はとても衝撃的だった。
ただ、なにより、そんな異常な光景に慣れてしまっている人々が恐ろしいと思った。


二日目、
同じ交差点にて、また信号を待っていた。
すぐ前にはバナナを積んだ運送トラックが同じように信号を待っていた。
そのトラックを見つけた瞬間、道から走ってくる2つの人影があった。
それは、たぶん兄妹なのだろう、5歳くらいの男女だった。
その子らはトラックの後部へと走り、その車に乗っているバナナ持てるぶんだけ盗って、
また道の方へと走って帰っていった。
それは、彼らが自然と覚えたことなのか、
もしかしたら家族の誰かに教わったのかもしれない。
自分は、その現場を見ただけなので、その前後関係は全く分からない。
もちろん、物を盗ると言うことは悪いことなのだけど、誰がこの子供をとがめる事ができるのだろう。

こんなことが、その国でもっとも発展している地域のすぐ隣の交差点で起こっていた。
posted by OJ at 07:10| Comment(2) | TrackBack(0) | インド生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月11日

左手は不浄の手か?

インドに来るずっと前から、インドでは左手は汚い手だとみなされていると聞いていたし、それを信じていた。
ただ、最近になって、それはどうも違うらしいということが分かった。

まずは、最近非常にお世話になっているRobert。
彼はインドの北東部の出身であり、クリスチャンである。
僕らと同じモンゴロイドなので、見た目ではアジア人に見える。
彼に左手は不浄の手かと聞くと、彼はそんな話は知らないという。
その時には、それ以上深く聞けず定かではないが、もしかしたら「インド=左手は不浄の手文化」というのは間違っているのかもしれない。

次に話しを聞いたのは、インド人でヒンディー教の友達。
彼によると確かに、ヒンディー教では左手は不浄の手である。ただし、男性のみ。
女性にとっては、逆に左手が神聖な手だと扱われている。
また、手というよりは半身。
だから、男性では右手右足が神聖。女性では左手左足。
これらは、ヒンディー教の神が、その右手から男性を、左手から女性を作ったという神話にもとづいている。
男女共に、右手を使ってご飯を食べ、左手を使ってトイレで用を足したときにきれいにするのだが(インドではトイレットペーパーを使う文化は無い)、
それ以外では男性は右半身を、女性は左半身を使うことになっているという。
例えば、それは人に手を振る、もしくは人に何か差し出すときに使われる。
その他にも、男性は右足から部屋に入らなければならず、女性は左足から。

ヒンディー教の文化についても、また何か分かり次第、まとめていくことにする。
posted by OJ at 03:49| Comment(0) | TrackBack(0) | インド生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月08日

インドでの給料

先ほど書いたように、とても楽しんでいるものの、Shivaとの会話ではよく分からないことが多い。
確実に、いろいろな聞き間違いをしているであろうし、一応彼の言っていることを推測してみるものの、その正確性はまったく信用ならない。
まあ、そんななかで、さきほどShivaが給料について、言っていたように思う。
以下の情報は、とても不確かなのだが、一応書いておく。

たぶん、彼は、彼の月給が2000ルピー(6000円)と言ったように思う。
彼の年は約30歳ほどのように見える。
彼の仕事は、図書館入り口の机に座っていて、リュックなど持込禁止のものの管理と、図書館から出てくるひとが本を勝手に持ち出さないようにチェックすることである。

そして本の貸し借りなどを管理しているAbraham。彼は50歳くらい。
彼の給料は5000ルピー(約15000円)とのこと。

日本との物価の差を見るうえでの、参考程度に。
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2007年01月07日

ヨガ

やはりインドといえばヨガの本場である。
オファーされている授業の中に、一般のクラスとは別に単位は得られないがヨガのクラスを取ることができる。
しかもそのなかに、ヨガを教える免許状をもらえる3か月のコースがあるのだ。
それさえあれば、どこかでヨガをおしえる教室を開いて仕事にすることができそうだ。(今のところやるつもりはないが。)
ただしそのためには来週から週6日、朝の6時からのクラスに通うことになる。
また、ただヨガの動きをするだけではなく、なにやら筆記のテストが最後にあるらしい。
それらをパスしてはじめて免許状がもらえるということだった。
こんな機会は一生のうちに一度だろうし、とても貴重な資格でもあるのでなんとか試験に合格したい。
posted by OJ at 02:19| Comment(0) | TrackBack(0) | インド生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

インド人たらしめるものとは?

最近一番気になっているのが、何が自分を外国人だと見せているかである。
昨日も買い物に行ったのだが、昨日はアジア人風のスタッフと2人で行動することが多かった。
インドとはいっても、北部のほうではそれこそ日本、韓国、中国人と同じモンゴロイドのインド人がかなり多いらしい。
なので、一見昨日一緒に居た彼も日本人、もしくは中国人のように見える。
しかし昨日は町で少年たちは彼ではなく僕にお金をねだってきた。
またある少年は、僕に対して「アメリカからきたのか」と尋ね、握手をしようと手を差し出してきた。
どうも自分はまだまだ外国人のように見られている。日本人のように見えるインド人はたくさんいるなかでである。
外国人として人々から見られている限り、本当のインドの生活、インド人の生活は見えてこないだろう。
彼らは外国人と知ると、外国人に対しての振る舞いをするからである。

今朝、インド人のスタッフの一人に、僕の服装が外国人らしいのかと聞いてみた。
すると彼はそうは思わないと言った。
最近はインドの若者の服装は欧米化してきていて、服装でいちがいには判断できないということだった。
その代わりに大きな違いとして行動があるらしい。
見るものすべてが新しいからといってキョロキョロするのは現地の人のしぐさではない。
そしてそれ以外の細かいしぐさひとつにとってもインド人がするものとはちがっているらしい。

なのでこれからの課題はインド人がするしぐさを細かく観察すること。
そしてそれを自然体として取り入れることである。

そういえば先ほどインド人のうなづくという動きを見る機会があった。
これは有名な話だが、インドではYesもしくは納得しているときに首を横に振る。
首を横に振る動きはいままでなじんでいる動きとはまったく反対であるということを聞いてはいた。
ただし、実際会話中に目の前でやられるとまだまだ戸惑ってしまうのが現状である。
また、だからといって、彼らの首を横に振るという動作と日本でNoというときの首を横に振る動作が同じかといえば、それは違う。
彼らの動作は、首を横に振りつつも視線は相手からそらすということは無く、そして首から上を揺らしているように思える。

それがなんになるかとかいうことはよく分からないけれど、インド人のように振る舞い、インド人だと勘違いされることが当面の目標である。


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インドの英語

僕はリノでネパール人の親友ができ多くの時間をともに過ごした。
彼もアクセントあり、何を言っているかわからないときもあったが、時間がたつうちに慣れ、いまではまったく支障は無い。
ネパールはインドの隣の国なので、たぶんインド人の英語もなんとかなるだろうとタカをくくっていたのだが、今のところまだまだ苦労している。
昨日の授業での教授が言っている言葉も、ずいぶん聞き取りにくかった。それこそ違う言語であるようだ。
今までに気づいたものとしては彼らはTHをTの音で発音する。
例えばThousandをサウザントとは言わずにタウザントのような感じである。
また、ひとつひとつの単語の発音の違い以上に、何かもっと分からなくしている要素があるように思える。
そのあたりはもっと観察が必要である。

posted by OJ at 02:09| Comment(0) | TrackBack(0) | インド生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月05日

交通

やはり今までで一番ショックだったのが、交通ルールのちがいである。
道路では常にクラクションの音が鳴り響いている。少しでも何かが邪魔であればクラクションを鳴らし自分の存在を相手に知らせる。
というか道は車にとって邪魔なものだあふれている。
道の真ん中を通る前方の車。道路に広がって歩いている人や自転車。など。
そうして道を書き分け、追い越し追い越されつしながら前へと進んでいくのである。
そういえばインドには歩道が無い。歩道のはずなのにそこでは自転車がベルを鳴らし、バイク、もしくは小型の車がクラクションをならしてすすんでくるのだ。
道を交差するのも一苦労である。今のところここでは横断歩道を見ていない。
みんな車を見計らって道路を越えようとするのだが、車の流れはほおっておいても止まることがないので少し車が少ないと思ったときに強引に進んでいく。
そうして車を止めなければならない。
ほんとうにみんなよく渡るよなぁなんて思いるほどで、道路をわたるのはまだまだ怖い。
多分人々は車が勝手によけるだろうと期待しているように見える。
いまだに、自分がまだ交通事故を目の当たりにしていないのが不思議なほどである。
それほど常に事故がおこりそうな雰囲気ではある。
そういえばもう1つ。
インドは左側通行なのだが、これは時として変わりうる。
実際今日乗ったタクシーは、対向車のバスが大きいためにきれいに曲がれずに居たのを見て、その右側から前へと進んでいった。
インドではそれほど交通ルールには関心が無いように思える。ただ行き先にいけばいいといった感じであろうか。
posted by OJ at 11:38| Comment(2) | TrackBack(0) | インド生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

乞食

とても小さな5歳くらいの少年少女、もしくはとても年のいった老人の乞食をよく見かける。
日本のホームレスなどとは違い、積極的にお金をくれないかと迫ってくる。
今日も腕や足をトントンとたたかれ、お金をくれと言われた。
今のところは無視するようにしている。
学校のスタッフに言われたのだが、一度あげると他の乞食たちもよってきて大変なことになるらしい。
また、それに味をしめてしまうので彼らのためにもならないそうだ。
そんな乞食たちのねらい目として、スーパーマーケットがある。
さすがに店内に入ってくることはないが、店から出てきた客にめがけて歩いていき、お金をねだる。
少年はそこでおなかを指差して食べるものが無いとせびるのである。
posted by OJ at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | インド生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

貨幣価値

だいたいインドの通貨1ルピーは3円ほどである。
ただし、物価は日本にくらべ格段に安い。
チャイ(インドの紅茶)は1杯4ルピーほどなので、約12円といったところか。
これは昨日インドに3年ほどいる先輩に聞いたのだが、こっちの感覚では物価は日本の10分の1といったところらしい。
なのでいくら安いといってもあまりにお金を持ちすぎるのは、こっちでは危険。
posted by OJ at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | インド生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

買い物

インドでは商品に値段が表示されてないことは多々ある。もしかすれば、それが大多数なのかもしれない。
表示があるとすれば、それにはMaximum Retail Price、つまりその商品を売っていい最大の値段が書かれてある。
まだよく分かっていないのだが、そこから交渉しだいによっては値下げできるということだろうか。
ただ、ほとんどの店では値段のタグが貼っていない。
定員にいくらかと聞いて、初めてその値段が分かるのだが、客によって値段を決めるのがほとんどである。
なので外国人とわかるやいなやふっかけてくるように思う。
できるだけ値段表記のあるものを買うか、もしくは現地の人と買い物に行くように勤めている。
posted by OJ at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) | インド生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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