2007年02月08日

疑惑1 「なぜ加害を語るのか」

日本人兵士はなぜ自分たちの戦時中の罪を語ったのか?
戦争が終わり、戦時を振り返って自責にかられるということは想像できる。
ただし、本当にそれだけだったのだろうか?

この本では戦争が終わった後、シベリアから中国へと送られていった兵士について書かれている。
シベリアでの生活に比べ、彼らの中国での生活は捕虜という身分でありながらもたいそう良かったとのことである。

彼らが自分たちの罪を語った理由として2つ挙げられている。

一つ目は、中国での生活の中で、部隊ごとの反省会をしたということ。
そこでの話し合いによって、戦時中の加害行為を隠し続けることが困難だと判断したらしい。

二つ目として、中国での彼らに対する対応があまりに良かったからということ。
彼らは、中国では戦犯といえども人権がみとめられているととても感激したそうである。
まず、中国人のスタッフから手厚い看護を受けていたようだ。
この本によると、当時中国で手に入りにくかったというペニシリンを日本兵には使っていた。
そして、中国人のスタッフがコーリャンを主食としている横で、日本人戦犯には白米が提供されていたらしい。

戦後6年間の中国生活の後、彼らは中国帰還者連絡会をつくり、日本兵による戦時中の中国人への罪を語り始めたのである。



ここまで読んで、あなたはどう思うだろうか?
確かに、これは事実なのかもしれない。
ただ、これは僕の憶測でしかないけれど、どうも腑に落ちない。
戦犯である捕虜にたいして、現地の人よりもはるかに良い待遇をしているのはただの人権保護のためだけなのか?
そこに何の意図も無かったといのだろうか?
まして、日本兵による南京大虐殺や多数の虐待が本当にあったとするならば、更に疑惑は深まるばかりだ。




posted by OJ at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 生涯の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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