2007年02月05日

慰安婦問題1 「朝日新聞の正義」

「朝日新聞の正義」

この本では、戦後日本の自虐史観を作り上げたものとして、朝日新聞を挙げている。
著者の小林よしのり氏は近年、戦後の日本人が教わってきた太平洋戦争のイメージから180度違う意見を主張している。
そのため過激な発言も多く、聞くにはおもしろいが、彼の主張をそのまま事実としてまるのみするのはいささか危険であるように思える。
ただし、これが証明できればおもしろい。
いままで教えられてきた戦争にかんしての記述はまったく嘘だということになる。

これからもかれの著書について書くことも多いだろうが、気をつけて読んでいただきたい。


この本の中でも、一番の注目点は「慰安婦問題」についてである。

現代のイメージとしては、ニュースや新聞で出ているように、旧日本軍が強制的に韓国、中国人女性を
日本軍の性奴隷として連れて行ったというものだろうか。
嫌がるのにも関わらず、日本軍は旧植民地だった韓国、満州国での横行。
テレビでは、いかに日本軍兵士にひどい扱いをされたかということが、数多くのインタビューで流されている。
韓国側は日本に謝罪を要求している。


そもそもこの慰安婦問題のことの発端は、韓国側ではなく、日本にあった。
1992年5月、朝日新聞での旧日本軍兵士である吉田清治さんの証言による。
そこからこれがこのような大きな問題へと発展したのである。

しかし、後の調べで彼の証言は証拠が無く、嘘であるということが判明。
この慰安婦問題では、
「日本軍が現地の女性を強制連行したのか?」ということが非常に重要になってくる。
というのも、もし現地の女性が、その当時の生活があまりに苦しく、自発的に賃金の代償として慰安婦になったならば問題が変わってくるからである。
もしくは、過去日本でもあったように(映画Memoiyar of Geisya)、一家の生活が苦しく、父親が娘を売ったという可能性もある。
著者の二人は、「慰安婦がいた」ということは認めている。
ただし、それらの人々が強制的に連れて行かれたかということについては疑問なのである。
そしてそれについての証拠はいまだ無く、したがってこの問題はおかしいということを主張している。


これらの記述は、多くの日本人がもっている戦争のイメージとはまったく違う。
今まで、なんとなくニュースを見て、その真偽をたしかめないでなんとなく受け取ってきたけれど、じつはそれは真実ではないかもしれない。


[タイトル] 朝日新聞の正義―対論 戦後日本を惑わしたメディアの責任
[著者] 小林 よしのり井沢 元彦
[種類] 文庫
[発売日] 1999..

posted by OJ at 12:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 生涯の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本は韓国政府にお金を払って慰安婦を募集しました。当時では高給額で政府は新聞で慰安婦の募集をして連れて行きました。どっかのサイトで見たけど忘れた;新聞記事が載ってて韓国人と日本人がコメントで討論してたよ。これが事実だとしたらちゃんとした雇用であるので強制ではありませんね。
Posted by スイカ at 2007年02月08日 11:39
へぇ、貴重な情報ありがとうございます。
この情報の元を出来たら探してみます。

前に読んだ本によると、当時の韓国の生活は貧困により大変だったそうです。そういった中で慰安婦という仕事をすることでなんとか生活が営めていたという話がありました。

Posted by OJ at 2007年02月14日 22:48
お久し振り!元気でやってた?!

OJさんも日記の中で述べたとおり小林よしのりの主張は過激で読者を煽動するようなところがあるからかなり気をつけて読んだほうがいいと思うよ。僕も福岡の大学にいたころに彼の講演を聞きにいったことがあって、ちょうどそのことは「新しい教科書を作る会」と揉めてた頃だったと思うけど、議論の内容はかなり大雑把で今でも思い出せるくらい単純なものだったな。だから学術界、特に海外での彼の評価は単なる"nationalist"にとどまっているんだけどね。

あと井沢元彦って人の本は僕は一回も読んだ事ないんだけど、彼も歴史小説作家なんだね(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E6%B2%A2%E5%85%83%E5%BD%A6)。経歴しか見てないからこの人がどれほどの人なのか実際は分からないけど、井沢元彦も日本の歴史についてどれくらいこれまで深く研究してきたのか疑わしいものがあると思うけどな。

僕はこの問題について詳しくは知らないけど、もし本当に従軍慰安婦の問題のことについて詳しい知識を得たいなら、多少面倒であってももっと学術的に書かれた論文(英語含む)にあたってみた方がいいと思います。
Posted by Ken at 2007年02月19日 06:35
Ken
コメントありがとう。
今は、いろいろな本にあたりながら少しずつ勉強しとるところなんよ。彼らの主張は本当に正しいのかはたぶんもっと知識を得てから判断すべきなんやろうね。
もし面白そうな記事とか本とか知っとたら教えてなー。
Posted by OJ at 2007年02月19日 21:02
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