その塾長との話で少しずつ、これからの流れが見えてきた。
留学したいという思いは、以前にもまして自分の中で大きく、どうしても行いたかった。
眼前には、経営者というものが見えつつあるように思えたが、いきなりそれだけに集中できそうな性格ではない。
できる限り二兎を追うような性格だと思う。
是非留学させてほしいともう一度伝えた。
旅行会社で調べてもらったのだが、思った以上に旅行金額は高く、そんな1か月だけの旅行にはしたくなかった。
しかも、11月の初めには、この夏にこなせなかった自衛隊の訓練もあり、それに参加していると本当に留学期間が短くなる。
今回は語学留学ということで、行くことが目的ではなく、そこで十分に学ぶ必要がある。しかも、今までの経験から、渡航先での1か月というのは思いのほか短いということを感じている。
なので、11月の10日くらいから出発したとして、せめて向こうで年を越したいと思った。
その思いを感じ取ってくれたのだろうか?塾長から、日本に帰ってくる時期は、自分で決めていいと言われた。そして、それまでポジションは置いておくからそれも心配しなくていいと言ってくれた。
非常にありがたいが、正直、もしかしたらそうやって帰ってきたときには代わりがすでにいるとか、塾長がしばらく続けている可能性はあるなと感じた。でも、それならばそれでもいいかと思う。
そうなればまた、自分の思うように進んでいけばいい。もちろんもったいなさもあるけれど、このまま留学もせずにそのポジションをすぐに手に入れる気はない。
とりあえず、うまくいけば出発は11月10日くらい。
予定では2か月ほど。行先は悩んだ末、南米コロンビアが有力。
これから1週間ほどで話を詰めていくつもりでいる。
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